スイートオアシス 菓匠Shimizu

シェフのブログ

清水慎一の頭と心の中にある様々な夢、想い、思考、日々の出来事の中で感じたことを綴ってまいります。

  • 夢ケーキとは?

    明日8月8日は夢ケーキの日です。


    夢ケーキとは何か?

    それはずばり! 「考え方」です。


    夢ケーキとは、
    無料でケーキをプレゼントすることや数にチャレンジするような取り組みではありません。


    夢ケーキとは、

    お菓子を通じて大切な人たちとの団欒の時間を提供すること
    大切な人と夢を語り合う時間を提供すること
    夢と感動を共有し、互いに応援しあえる社会をつくること

    そのためのきっかけであって欲しいと願います。


    お菓子を通じて一人でも多くの子どもたちに夢を与えたい!
    お菓子を通じて一つでも多くの家族に団欒の時間を提供したい!!


    僕らは「菓子屋」ですから、「お菓子を通じて」とか「夢ケーキ」とかの表現になってしまいますが、
    それはどの業種でもできる「考え方」です。
    また、商売や仕事だけではなく、教育や生き方在り方を見直すことのできる「考え方」です。


    Shimizuのスタッフたちは、この夢ケーキという取り組みを通じて、
    「人のためにがんばることの貴さ」を自分の感覚として備えることができるようになりました。

    そして、「夢ケーキというイベントだけが夢ケーキじゃない」ということを深く身にしみて感じています。


    毎日お店に来てくださるお客様の、たった一つのショートケーキも、
    その方にとっての「夢ケーキ」なのです。

    大切な方との語らいや記念日のプレゼントとして存在する「夢ケーキ」なのです。


    さらに、もしかしたら、その方にとっては、
    人生最期の食べ物になるかもしれない・・・
    人生最期の語らいになるかもしれない・・・

    そんな大切な大切な「夢ケーキ」なのです。

    すなわち、「毎日が夢ケーキ」であるのです。



    だらかこそ、僕たちには大きな責任があります。

    その責任を果たすためには専門的技術が必要です。
    優しさや思いやりといった人間力が必要です。


    明日、伊那市がたくさんの夢と感動で溢れます。
    その素晴らしい一瞬に一緒にいられること、
    そのお手伝いをさせていただけることを、心底幸せに感じます。


    夢ケーキを世界の文化に!!

    その日が来ると信じて、今目の前に全力を尽くします!!!


    清水慎一




  • 初のレシピ本出版へ!


    ちょっと先の話ですが、お知らせです。


    2014年1月に、初のレシピブックを文屋さんより出版予定です!!!

    レシピブックと言っても、ただのレシピ集ではありません。


    『やり方』よりも『在り方』を大切にする菓匠Shimizuならではの一冊にします。

    配合や作り方だけじゃなくて、生産者さん、製造者、販売員、『人』の在り方にクローズアップした本にします。


    製造方法のノウハウ的なレシピ集は世の中にたくさんありますが、
    Shimizuのレシピ集は、それだけではありません。


    「Shimizuの本当の美味しさはどこにあるのか?」
    それは、当然ながら、作り方や配合だけではないのです。


    もちろん、作り方も大切です。配合も大切です。
    それを踏まえて、
    素材、技術、配合、人、心、想い、組織、歴史、文化、そのすべてを凝縮した一冊になります。



    この一冊を見ていただければ、菓匠Shimizuの美味しさの秘密がすべてわかってしまう!!
    そんな、今までにないようなレシピブックになること間違いなしです!!


    もうすでに、原稿書きも撮影も快調にスタートしています!!

    皆さん、新年をお楽しみに!!



    清水慎一

  • コロンビアへカカオ視察旅行!

    7月20日~27日まで、コロンビアへ行ってきました。
    目的は、カカオ農園の視察です。
    国内で活躍されるパティシエ・ショコラティエの皆さんと、
    Shimizuからはチーフの小松が一緒です。



    今、世界中で最も高品質で安定しているカカオはコロンビアだと思います。
    数年前にエクアドルへの行かせてもらいましたが、
    コロンビアはまた違ったカカオ文化があるように感じました。


    今回視察させてもらったのは、「CASA LUKER」という、
    植樹、栽培、収穫、発酵、乾燥・・・といういわゆる農業的作業から、
    焙煎、コンチング、調合、チョコレートの製造、パッケージ、輸出といった商業的作業までを
    コロンビア国内の自社ですべて行うというメーカーです。

    きっとそんなチョコレートメーカーは世界に一つだと思います。


    カカオ農園も、こだわりのチョコレートの品質も、本当に素晴らしいのですが、
    僕が一番感動したのは、CASA LUKER社の社員の皆さんです。

    国内情勢も決して安定している訳ではないコロンビアですが、
    その中にあって、そこで働く皆さんから、「豊かさ」を感じるのです。


    皆さんの笑顔、挨拶が最高に素敵で、
    チョコレート工場の中もピカピカに綺麗に清掃されていて、とても清潔なんです!


    もし、コロンビア国内に、
    「コロンビアで一番大切にしたい会社」という本があったら、
    間違いなく一番に取り上げられる素晴らしい会社です。
    正直、コロンビアにここまで質の高い会社組織があることに、本当に驚きと感動でいっぱいです!!


    僕がはじめてチョコレート工場を見学させてもらったのですが、
    映画「チャーリーのチョコレート工場」を見たとき以上に、テンションが上がってハシャイでしまいました!!!


    テンション上がったといえば、カカオの苗の植樹です。
    マニサレスから車で1時間の「Granja LUKER」で、自分の名前を書いた苗木を植えてきました。
    3年後収穫にまた行きたいと思います。


    こだわりのチョコレートを使用させてもらい、
    菓匠Shimizuのショコラ部門の立ち上げと世界へ発信できる力を身につけたいと強く感じました。


    コロンビアまで20時間以上。往復にかかる日数だけで約3日。
    内紛も収まらず危険な国という一面もありますが、好きな国になりました。


    また時を見て、コロンビア視察旅行のご報告もチョイチョイしていきたいと思います。


    清水慎一

  • ならぬことはならぬものです

    やりたいことはよくわからないけど、やりたくないことはたくさんある・・・。
    そんなことを耳にすることがあります。

    「あれが嫌だ」
    「これは嫌だ」
    「あの人が嫌だ」
    「この仕事はしたくない」

    自分の価値観に合わないものはすべて排除。
    自分の考えに沿わない人はすべて敵。

    さて、果たしてこれで何を成し遂げることができるのでしょうか。


    「いいことは強制」
    厳しいですが、菓匠Shimizuにはそんな風潮があります。

    礼儀作法、挨拶、日記やミーティング、5Sの徹底、
    その他個人の生活習慣の中でも「いいこと」はやるように伝えていきます。
    例えば、読書や新聞購読、トイレ掃除や手紙などです。


    人は誰でも強制されることを好みません。
    出来れば誰にも束縛されずに、誰の指図も受けずにいたいと思うものです。

    しかし、「躾」という部分では、「強制」として習慣化し身に付けなければならないことも多いのです。



    先日の社員旅行で、会津にある「日新館」を訪れました。
    江戸時代の会津藩の教育の在り方そのものですが、
    その中の「什の掟」という、幼少期の少年教育の教えがあります。



    ~什の掟~

    一、年長者の言うことに背いてはなりませぬ

    一、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ

    一、嘘を言うことはなりませぬ

    一、卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ

    一、弱い者をいじめてはなりませぬ

    一、戸外で物を食べてはなりませぬ

    一、戸外で婦人と言葉を交わしてはなりませぬ

    ならぬことはならぬものです


    何か世の中の風潮が、【厳しい教育への非難】に傾いているようにも思えますが、
    辛抱強い芯のある人間を形成するためにも、
    「ダメなものはダメなんだ!!」と、理屈抜きで「いいことは強制」的に指導することは必要だと思います。


    清水慎一













     


     

  • 才能のない人?


    【使えない部下(選手)などいない。
    その人の良さを活かしてあげることのできない上司(指導者)がいるだけである。】

    響きます!!


    たしかに、

    人の可能性や才能を見くびり、
    「あいつはどうせそんなものだ」と身勝手な自己正当化と狭い視野と許容範囲しか持たないリーダーが、
    「使えない」存在を生み出しているだけだと思います。

    もし、「使えない」と思う存在を感じることがあれば、
    それは自分のリーダーとしての資質と人としての器がないと認めることになるかと思います。

    そもそも人は、使えるとか使えないとかじゃないですし。


    その人の可能性と才能を信じ、待ち、許し、
    そして活かし輝かせることのできるリーダーでありたいなぁと思います。


    清水慎一