スイートオアシス 菓匠Shimizu

シェフのブログ

清水慎一の頭と心の中にある様々な夢、想い、思考、日々の出来事の中で感じたことを綴ってまいります。

  • フランス修業時代の恩人来店!

    こんにちは。
    かなり久しぶりの更新です・・・。

    先日、僕がフランスで菓子修業をしていた時に、
    パリで大変お世話になった恩人のセルバご夫妻が、バカンスを利用して
    わざわざ伊那までお越しくださいました!!!

    渡仏当時僕は25歳。
    親しい友人もおらず、住む家もなく、働く店も決まっていない。。。
    右も左も待ったくわからない状態で、不安と恐怖でいっぱいだったときに出会ったのがセルバ夫妻でした。

    滞在許可も就労許可もない僕でしたが、セルバ夫妻とも出会いで、その後のフランス生活が開けました!!

    詳しくは、拙著「世界夢ケーキ宣言!」をご一読くださいませ・・・♪♪♪
    http://shop.kasho-shimizu.com/onlineshop_item17.html

    アパートを貸してくださった大家さんです。

    幾度となくご自宅へ食事に誘っていただいたり、
    いろんなお知り合いの方を紹介してくださったり、
    ボージョレ―のイベントで一晩中バル巡りをしたり、
    南仏の別荘へ連れて行ってもらったり、
    たくさんの経験をさせてもらい、一生の思い出をたくさんプレゼントしてもらいました。



    言葉や人種の違いに精神的にかなりやられてとき、
    いつも僕の話を聴いてくれて、その都度的確なアドバイスをくれました。

    その中でも、一生忘れないプレゼントは、
    「se debruoiller」という言葉でした。


    「人に頼らずに自力でなんとかすること」

    「自分の人生の道を切り開くのは自分だ」とお話ししてくださったことは、僕の宝物です。


    フランスでのコンクール挑戦や、新しい修業先への移動も、全部この言葉が僕の背中を押してくれました。

    日本に帰ってきてからも、今でもこれからも、ずっとずっと大切にしていきたい言葉です。



    菓匠Shimizu新店オープンの時にもフランスから駆けつけてくださったご夫妻。
    スタッフと数年に一度フランスへ旅行するときにも、滞在場所を貸してくださったりしてくれて、
    毎年会える訳ではないですが、僕のフランスの両親です。


    当時の思い出話で盛り上がり、スタッフにも激励をもらいました。

    あ!いつも、店内のフランス語ディスプレイの「スペル」が違うと注意されますが。。。
    もっとしっかり勉強します!!!


    そんな僕の大切な思い出を、スタッフと共有しながら、大切な人への想いを忘れずにやっていきます!!!



    さて、本日4月9日(土)明日10日(日)は、菓匠Shimizuのさくらまつりです!!!
    さくらスイーツ満開!笑顔満開!でお待ちしています!!!
    http://kasho-shimizu.com/campaign_sakura.html




  • 今、ここ、自分

    仕事、学校、様々な場所で、
    様々な人たちとかかわる中で、

    毎日をつまらなく過ごしている人の特徴があるなぁと思います。


    それは、


    今に集中していない人。


    昨日のことや過去の出来事の感情に囚われていたり、

    明日や未来の心配してもどうしようもないことをあれこれ考えてみたり。


    今このときに、自分がすべきことに集中せず、過去や未来にばかり気持ちを向けている人。


    人のことばかり気にしている人。


    自分のやるべきことよりも、他人のことに気を取られている人。



    大切なのは、

    【今、ここ、自分】

    その連続が人生。


    今、ここ、自分に集中して、すべきことを徹底してやっている人たちは、
    皆、なぜか輝かしく、溌剌としている。


    その中でも、「今」という瞬間の中にある「時中」。

    今、今、今。
    というこのときもすでに過去になっていて、
    次から次へとくる、今、今、今、今。。。。。。


    集中と徹底。



    松下幸之助翁のお言葉にもあるように。

    ======

    過去を悔やんでも何も変わらない

    未来を憂えてもどうなるものでもない

    今このときに心を据えて

    目の前のことに全力を尽くすことが

    何より大切ではなかろうか

    ======

    菓匠Shimizu社内にも貼ってあります。


  • ほんの少しだけ損をしていこう

    「ほんの少しだけ損をしていこう」

    陰徳を積む
    未来への種まき

    【先出しジャンケン】で相手を勝たせることが自分の価値


    これが2016年菓匠Shimizuのスローガンです。


    講演などでこの話をすると、
    ほとんどの方から、

    「ちょっとおかしくない?」

    「余裕があるからできるんだね」

    「損して得とれってことだね」

    そんな風に言われます。



    でも、違います。

    損して「得」取るような戦略ではなく、
    「徳」を積む理想の日常の在り方です。


    これは、北川八郎先生からの教えでもありますが、
    やり方ではなく、あり方の追求。


    商売をしていながら損をしていこうなんて、確かにおかしいかもしれません。


    何を損していくのか?
    損をするという表現よりも、
    与えると言うと少し偉そうですが、
    配る、送る、といった表現が合うかもしれません。

    お金、時間、知識、これらは比較的与えやすいものです。


    しかし、菓匠Shimizuでいうこの損という意味は、
    気持ち、心です。


    例えば、
    喧嘩をした相手に対して、
    「自分は絶対に悪くない、相手が先に謝るべきだ。
    向こうが謝らないなら自分は謝らない。」

    そんなことあると思います。

    僕は小さい人間なのでよくあります。。。


    そんなときに、自分が損した気分になったとしても先に謝る。
    これが、「損をする」あり方です。


    「ご飯をおごってあげたのに、ご馳走様もお礼もないのか!?」
    そんな風に思ってしまう小さい僕ですが、
    そんなときも、
    「昨日はご飯美味しかったな。一緒に行ってくれてありがとう。また行こうな!」

    それが「損をする」あり方です。


    「ありがとう」や「ごめんね」の出し惜しみをするのではなく、
    その気持ちこそを自ら先に相手に差し出すこと。

    感謝や謝罪だけではなく、慰め、励まし、許し、も同じです。


    その時の一つの感情に囚われてしまっている方が、気持ちも時間も本当にもったいない、損です。


    たがが一言、されど一言。


    そんな気持ちのいい家庭環境、社内環境があれば、
    自ずと会社も地域も明るくなっていくと思います。


    苦手な人、嫌いな人にこそ、自分から先に手の内をすべて見せて、
    心を開いて、相手を勝たせていく。

    相手の勝ちが、本当の意味での自分の勝ちであり、真の価値であると信じて、
    家族、会社の仲間、取引先様、お客様に「得」や「勝ち」を毎日感じてもらえるような
    自分であり会社でありたいと思います。




  • 社内で起こっていることがお店でも起こっている

    「顧客第一」とか「顧客満足」という言葉がある。
    当然ながら、商売する上で大切であり、それがなければ価値ある商売とは言えない。

    しかし、顧客の喜びや感動というものは、「結果」でしかない。
    どんなプロセスの結果かというと、社内の日常の結果。

    一緒に働く「仲間」同志の関係性がそのまま顧客との関係性になる。


    関係性といっても、難しいことではなく、
    社内が風通しよく、
    何より明るく、
    毎朝全員が気持ちよく挨拶を交わし、
    「ありがとう」や「すみません」といった心の通い合う会話ができる人がたくさんいる組織。


    それがない組織に、
    到底顧客の喜びなど作れる訳がない。



    社員同士で励ましあい、慰めあい、補いあうことができない組織が、
    「結果」を創ることなどできない。



    だからこそ、一番大切なことは、
    「一緒に働く仲間」へのおもてなし。


    社内の日常が、そのままお店の日常。


    日常の中で、それが普通にできるからこそ、
    お客様の前でもそれが普通にできる。

    お客様の前だけで、いい顔をしたりしようなど、相当の演技派の役者でも難しい。


    上辺だけを取り繕うことができたとしても、
    化粧はできたとしても、

    「目」には化粧ができない。

    その人の本質は、目に出る。


    目に出るということは、普段から心底思って徹底的に実践していなければ、
    それは、目に出てしまうということ。


    なにより、明るい会社は気持ちがいい。
    元気な挨拶や返事、聴いていて気持ちのいい会話のある会社は清々しい。

    技術やセンスをもちろん大切だが、
    気持ちのいい環境があるだけで、仕事ははかどるし、
    いいアイデアも出るし、いい商品創り、いい接客につながる。


    幼いこどもへの提言のようだが、
    やはり「人として」あるべき姿、大切なことを大切にする姿が、
    その組織の社風として何より大切なことであると思う。


    一人一人の思いやりを超えた「思いあい」を、
    更に今年は増やしていけるように社長が一番ワクワクしながら、
    スタッフをおもてなししていきたいと思います!!!!

    【社長の社員へのおもてなしの結果が、社員のお客様へのおもてなし】

    肝に銘じていきます!!!

  • あけめしておめでとうございます

    今年の菓匠Shimizuのテーマは、
    「再発見と新発見」

    会社として掲げた一文字は「耕」です。

    これまでの学びや行いを今一度掘り返し、深めること。
    そして、知識だけではなく、普段の習慣になるまで実践継続すること。

    今持っている自分の知識や技術、今までやってきたことに疑問を投げかけて日々耕し続けることで、
    再発見と新発見をしていくこと。破壊と創造の1年にしたいと思います。


    個人的に掲げた一文字は「平」。

    高低差なく、何があっても平坦、平穏、平静に、
    熱すぎず、冷めすぎず、平常心の毎日を過ごすことを自分の目標にしました。

    普通通りの毎日、普段通りの日常を創っていきたいと思います。


    商売をし、経営をしていく以上は、当然様々な資源や環境、
    未来に対して戦略的に物事を考えて計画行動していきますが、

    やはり社内の当たり前の質の向上をすることでしか、
    社外活動も発信も、自分自身で納得のいくものにはならないと思います。


    人と違う取り組みや考えというものが評価されることもありますが、
    それすらも「普通のこと」にしていく質の向上の必要性を感じています。

    当たり前のことを高いレベルで日常化すること。


    気張らずに日々を坦々と過ごしていきたいと思います。


    今年も菓匠Shimizuならびに、清水慎一を宜しくお願い致します!!!!!


    清水慎一