スイートオアシス 菓匠Shimizu

シェフのブログ

清水慎一の頭と心の中にある様々な夢、想い、思考、日々の出来事の中で感じたことを綴ってまいります。

  • ファンとアンチ

    ファンが多い人ほどアンチも多い。

    野球チーム、サッカーチームもそう。
    企業も同じことが言えるかもしれない。

    芸能人、作家、有名人、著名人、
    影響力の大きい人ほど批判に晒される。


    そういう話を耳にしてしまうことがある。
    聴きたくないし、その場にいたくもない。

    人の批判をしながら楽しく酒が飲めるほど暇じゃない。


    大抵、僕に誰かの批判話をしている人は、
    僕がいないところでは僕の批判をしている。
    間違いない。

    だから、そういう人には近づかない方がいい。


    そんな人たちは、遠い存在。
    双方よくわからない者同士のどうでもいい存在。
    遠ざけようとしなくても、自然と遠ざかっていく。疎遠になっていく。



    でも、本当に近くにいる人たちは、批判がない。

    外部に批判される人たちは、
    なぜかその人の親近者の皆さんはいい人が多い。
    その人のことが大好きな人たち。

    意見の衝突や喧嘩はある。
    でもそれは、真剣に付き合っている証拠。
    もちろん、時には批判もあるけど、
    それは限りなく前向きな改善へ向かう討論でもある。


    ファンが多いほどアンチも多い。

    でも、アンチだからといって邪険に扱ったり、
    あからさまな態度で接することはできない。

    アンチの中にこそ、真実が隠されていることもある。


    本当に魅力的な人は、アンチすらもファンにしてしまう不思議な力がある。

    そんな人ほど、アンチに対しても受け入れる大きな器がある。

    そんな人になりたい、と思う。

















  • 幸せマイレシピ③~他喜力~ 週刊いな連載コラム

    他喜力

    自分以外の誰かの役に立つもの、それが僕の夢の定義。
    自分のことしか考えず、自分だけ楽をしたり、得をすることを夢とはいいません。
    誰かを喜ばせたい、誰かの役に立ちたい。それが原点。

    それは、「他喜力(たきりょく)」、文字通り、他人を喜ばせる力です。
    優先順位の第1番目が自分ではなく、他人にある。
    僕の人生の師匠で日本におけるメンタルトレーニングのパイオニア、
    能力開発の第一人者、西田文郎氏の造語です。


    仕事、スポーツ、勉強、恋愛・・・
    すべての分野でうまくいってる人の共通点は「他喜力」。
    自分のためだけにがんばっている人はあきらめが早く、途中で投げ出すことが多いが、
    人のためにがんばっている人はあきらめが遅く、困難を乗り越える力があるそうです。

    だから、やりたいことだけをやるのではなく、面倒くさいことや、
    やりたくないことでも、人から頼まれたことをすることで夢が見つかり、広がり、叶っていくのです。


    清水慎一
    伊那市 菓匠Shimizuシェフパティシエ

    次号は11月6日掲載予定

  • 同じ失敗を繰り返す理由

    何度も同じことで注意される人がいる。

    何度も同じ失敗を繰り返す人には、それなりの理由がある。



    能力がないから?

    センスがないから?

    やる気がないから?

    やる気を導けない指導者のせい?

    性格?



    全部違う。

    全部違う。




    改善しようと本気でやってます、という人もいる。

    本気でやってたらそんなところで同じ失敗は繰り返さない。


    同じ失敗を繰り返すことに本人も自分自身に嫌気がさす、という人もいる。

    自分を卑下する時間があるなら、他にやることがある。



    同じ失敗を繰り返す理由は何か?




    それは、

    なぜ失敗したか、を理解しようとしてないから。

    さらには、

    どうすれば同じ失敗を繰り返さずに済むか、を考えていないから。



    なにをすれば防げたか?

    なにをしなければ防げたか?



    要は、

    『突き詰める』ということ。



    人からもらう答えばかりやっている人は、これができていない。

    人から突き詰められるのではなく、自分自身で突き詰めること。




    なぜうまくいかないのか、には必ず理由がある。

    思考の要因、行動の要因、習慣の要因。。。





    それは、失敗体験だけではなく、成功体験も同じこと。

    なぜうまくいったのか?

    その理由を的確に知ること。




    自分はどこに向かうのか?

    自分がやるべきことはなにか?



    未来を設定し、今を動く。



    いかなる時も突き詰めて考える。

    そして、理由を明確にしたら、行動を決める。



    行動を決めたら、実行する。

    実行すれば、良くも悪くも結果が出る。


    その結果をまた突き詰める。


    その繰り返し。




    うまくいく理由も、うまくいかない理由も

    うやむやにせずに突き詰める。

    そして、やるべきことに集中する。


    そのルーティーンを徹底してやる。



    頭を使って仕事をする。



    ただ楽しいなんてのは仕事ではなく、遊びだ。

    プロとして、恥ずかしくない仕事を。












  • プラス思考?

    プラス思考というものが世間的にだいぶもてはやされている。

    当然ながら、プラス思考は大切なことではあるが、
    『真のプラス思考』というものの意味を誤った認識をしている人が多いように感じる。


    プラス思考というのもは、自分の都合のいいように考えることではない。

    「ま、なんとかなんじゃん♪」とかいう、まったく根拠のないあまりに短絡的かつ安易な考え方ではない。



    やりたくないことや向き合いたくないものから目を背け、逃げ、
    「どうにかなる」などというようなものは、プラス思考でもなんでもない。


    今の自分の負の要素に、どれだけ真剣に向き合っているのか。

    失敗した理由を、突き詰めて真剣に深堀りしているのか。


    なぜ負けた?

    なぜ同じことを繰り返す?

    なぜ?なぜ?なぜ?


    どうすればそれができるようになる?

    今何ができる?

    今やるべきなのにしていないことは何?

    今やめるべきなのにしていることは何?




    具体的反省~具体的考察~具体的改善~具体的行動~具体的結果

    やるべきことが見えたら、やり続けろ。

    できるようになるまで、これでもかとやり続けろ。

    必死になって、我武者羅に、わき目も振らずにやり続けろ。



    ただ楽しくやろう、なんて、究極の逃げだ。

    笑ってやろう、なんて、努力をしない敗者の言い訳だ。



    毎日が真剣勝負。

    楽しさというのは、真剣にやっている中でふとしたときに感じるもので、
    最初から追い求めるものではない。


    もうダメかもしれない・・・
    そこまで自分を真剣に追い込んだとき、

    きっと、新しい何かが自分の中に生まれてくる。


    そこから逃げてたら、何も変わらない。ずっと負け犬だ。



    自分と向き合え。

    自分のマイナス要素ともっともっと真剣に向き合え。

    逃げるな。



    その努力は、必ず自分に返ってくる。


  • 幸せマイレシピ②~野望と志 2種類の夢』~週刊いな連載コラム

    『野望と志 2種類の夢』

    「夢」とはどんなものでしょうか。
    聞いた人が驚くような夢じゃなくても、頑張りたいことや好きなこと、
    食べ物や行ってみたい所でもいい。

    人を喜ばせることや自分が笑顔でいること。
    それも立派な夢です。

    夢には2種類あると思います。
    一つは「野望」。お金や地位、名誉など我欲を満たすもの。
    もう一つは「志」。誰かのためにという利他の精神、自分ではなく他人の喜びを創る夢。

    どちらがいい悪いではなく、二つが両立してはじめて夢がカタチになっていく。
    人間は他人に喜んでもらうことで、最高の喜びを感じる存在だそうです。



    実は、親子関係や社内がうまくいかない時、
    今は亡き祖母によく言われました。
    「お前は自分のためだけに頑張ってないか?だからお前の人生はつまらんのよ。
    自分以外の誰かのために頑張れる男になってみろ。そうすればきっと楽しくなる」と。


    まさにそれが僕の夢になりました。
    夢は「やり方」ではなく、「在り方」なのです。


    清水慎一
    伊那市の菓匠Shimizuシェフパティシエ
    次号は10月2日掲載予定